ごきげんよう
今年の４月まで仕事をしていて、職場まで車で通勤していました。
所沢市の自宅から川越市の研究所までの通勤ですが、その時に入間川を渡ります。
一級河川の川で、大きな橋を渡るのですが、通勤時は必ずと言っていいほど渋滞します。
渋滞でイライラしないように、決まってすることがありました。
川の状況を見ること、関越道の車の流れチェック、それと富士山を確認すること。
川の状況は、お天気や季節によっていろいろ変化しますので、想像しながら見る時もあれば、新たなことを発見することもあります。
ある時、川を見ると白い鳥が複数、川の浅瀬にいました。
この距離で、あの大きさに見えるということは、結構大きい鳥だけど何だろうと思いました。
一瞬、「鶴？」と思ったのですが、それはないと思い、職場で聞いて見ると、「サギよ」とのこと。
埼玉県でサギが見られるんだと驚きましたし、また見られるかなと楽しみにもなりました。
その後も見ることはありましたが、一羽だけ、時には、十羽ほどなのですが、見るのは、ほんとに時々でした。忘れた時にやってくるではないですが、「あ、サギだ」と、突然見ると言った感じでした。
通勤中は、ＮＡＣＫ５を聞いていたのですが、数年前だったと思うのですが、パーソナリティーの方が視聴者の方から「サギを見ました」というお便りが届いていますと紹介し、その内容に対して、「これは本当のことですか、埼玉県にサギがいるんですか？」とコメントしました。
私は、おもわず「いますよ。時々見るもの」と声に出してしまいました。
パーソナリティーの方が、先ほどのサギの件ですが、「埼玉県にサギはいますよ。私もよく見ます。知らなかったのですか」との投稿があったとお詫びと訂正をしていました。
日本野鳥の会埼玉では、サギのコロニー（集団営巣地）の観察を定期的に行なっているようです。種類としては、コサギが多いとのこと。2017年には、２５％ほどに減少したようですが、ここ数年で少し増えているようです。
時には、飛んでいるサギも見ましたが、大きくて、真っ白で、優雅な姿に感動をありがとう、と思ったのでした。
