ごきげんよう。
日曜日の朝7時からの「健康カプセル!ゲンキの時間」で
「些細なことで怒る」認知症一歩手前かも?…「認知症グレーゾーン」から回復する方法というタイトルで認知症が取り上げられていました。
冒頭で言われたのは、
「財布の中が小銭でいっぱい」「食事を出来合いのお惣菜で済ます」「些細なことで怒る」に当てはまる場合は、認知症グレーゾーンの可能性があるそうです。認知症グレーゾーンとは、認知症一歩手前の段階のこと。現在65歳以上の高齢者で6人に1人、約558万人もいると推定されています。その内の約40%が5年以内に本当の認知症になっていくと言われているそうですが、早い段階で気づき治療を始めることで健康な脳に戻れる可能性があるのだとか。今回の番組は、認知症グレーゾーンから回復する方法などを専門医に教えてもらうという内容でした。
認知症グレーゾーンとは、正式には「軽度認知障害(MCI)」と呼ばれます。認知機能が正常とは言えないものの、日常生活に支障がない状態を指すそうです。
番組に登場していた先生によると、グレーゾーンの期間が分かれ道。完全に認知症になると後戻りはできず、逆にグレーゾーンのうちに気づいて対策すると、健康な脳に戻れる可能性が高まるそうです。
認知症の初期症状の1つが「無気力症状」。集中力や感情などを司る前頭葉の機能低下が原因だそうです。料理を作ることやお会計の際に小銭を出すのが面倒になる人も多いのだとか。60歳以上で、今まで熱心だったことや趣味に対して関心がなくなったり、面倒くさいと言い出したりした場合は要注意だそうです。
<Uターンする方法(1)運動>
先生によると、大切なのは運動。有酸素運動・筋トレ・バランス運動など。人間は、身体を動かすことで脳が刺激されるそうです。
<運動が認知症改善に良いメカニズムとは?>
人は身体を動かす際、脳の指令が運動神経を通して筋肉に伝えられます。そして、筋肉が動くとその刺激が感覚神経を通して脳へと送り返されます。しかし、認知症グレーゾーンの人はこの感覚神経が衰えていることが多いそうです。感覚神経が衰えていると、例えば筋トレをしても筋肉に疲れや痛みを感じないということもあるのだとか。この状態を放っておくと、脳の衰えが進んでしまいます。逆に、運動をすることは、感覚神経を回復させ、認知機能の上昇につながるそうです。
<Uターンする方法(2)食事>
食事は魚中心、なかでも青魚がおすすめ。青魚に含まれる「DHA」は、体内で合成できない不飽和脂肪酸の1つで、脳の健康を維持するのに良いそうです。
<認知症予防に効果がある食材>
最近、認知症予防に効果があると判明した食材が「カマンベールチーズ」。グレーゾーンの人が食べると「BDNF」という栄養因子が増加したことで急遽注目されているのだとか。「BDNF」とは、脳の中にある神経細胞の成長や維持などを促進させる脳由来の神経栄養因子。軽度認知障害と判断された高齢女性71人が、カマンベールチーズを1日2ピース、3か月間食べた場合、他のチーズと比べて血中BDNF濃度が高くなったというデータがあり、記憶や学習などの効率が良くなる可能性があるそうです。
<感情を豊かにすることも大切>
ワクワクやトキメキなど感情を刺激することは、認知機能向上に大いに役立つそうです。先生おすすめの方法の1つが料理。料理は前頭葉を使う作業で2つ以上のことを同時に進めるとても優れた脳トレなのだとか。さらに、先生のおすすめが人とのコミュニケーション。話を耳で聞いて、脳で理解し、適切な返事を考え、声に出して伝える必要があるため、かなりの脳トレになるそうです。他にも、恋愛ドラマを観て感情移入したり、推しタレントを作って応援したりするのも良いとのこと。認知症予防のためにも新しいことに挑戦し、楽しんで生活しましょう。
<私は大丈夫か?>
最初に書きました「認知症のグレーゾーンからの回復」の確認ですが、
「財布の中が小銭でいっぱい」
「食事を出来合いのお惣菜で済ます」
「些細なことで怒る」
についてですが、
「財布の中が小銭でいっぱい」
買い物は、カードか電子決済にしているので、小銭は持ち歩いていますが、小銭でいっぱいになることはありません。
それでも現金払いすることも時にはあります。
小銭が増えてきて小銭入れが重たいと感じた時は、小銭を減らすことを考えます。
今、現金払いしているのは、クリーニング代くらいでしょうか。
「お惣菜で済ます」については、微妙でして、
該当するんじゃないのと言われると否定できません。
お料理は、もともと得意ではなく、作るのは面倒だと思っていたので、
年々簡単につくれるものが増えています。
それにレパートリーも少なくなって、同じものばかり作っています。
さらに最近、仕事をするようになってからは、お惣菜をよく買うようになりました。
最近のお惣菜はおいしいんですよ。
「些細なことで怒る」ことは、ほとんどないです。
昔は忙しい日々に、ついついイライラして怒ることも多かったですが、今はないですね。
ただ、少し心配なのが、認知症の初期症状に「面倒くさい」と言い出すことが多くなるとのこと。
私も、口にすることが多くなりました。
そもそも「面倒くさがり」なのですが、会社勤めしていた時より、「面倒くさい」と思うことが確実に多くなっています。
いろいろなことが「面倒」になり、運動量が減り、食事が偏り、ストレスがたまり、負のスパイラルが始まります。気をつけなくてはと思います。
<認知症グレーゾーンからUターンする方法>については、
運動と食事について説明がありましたが、
運動は、朝起きた時と寝る時のストレッチ体操、それと通勤時は駅のエスカレーターを使わず階段をつかっています。
少し足りないとは思っていますが、これを継続しようと思っています。
食事については、先に書いたように、いろいろなものを作らなくなりましたし、食事の量も減っていますので、不足している栄養素はあると思っています。
サプリメントで補っているのが現状です。
TVでコマーシャルもしていますが、サントリーの「DHA&EPA+セサミンEX」を飲んでいます。
<感情を豊かにすることも大切>
とのことでドラマを観て感情移入したり、推しタレントを作って応援したりするのも良いとありました。
こちらについては、ばっちりOKです。
「認知症」の情報に反応してしまう今日この頃です。
結論としては、楽しく生活ができれば大丈夫と思っています。