花園(小樽)公園とつつじ

ごきげんよう

5月は、つつじが大きいもの、小さいものといろいろ咲いていましたが、そろそろ終わりの時期のようです。
つつじと言いますと、小樽の花園公園を思い出します。 小樽市の花に指定されているのがつつじで、公園内にはたくさんのつつじがあり、つつじ祭りもあり、小樽にいた時は身近な花の一つでした。

つつじ祭りは、公園内に野外ステージが設置され、和太鼓、演奏会、歌謡ショウなどが行われ、つつじの花との撮影会なども行われていました。開会セレモニーとして、高校生の吹奏楽部などのパレードもありました。
毎年、5月の終わりか6月の始めの土、日曜日に行われていて、公園まで行ってお祭りを楽しんだことが思い出されます。

今年はどうなっているのかなと確認したところ、なんと、すでに中止になっていました。
2004年に第40回が行われましたが、2005年の第41回から中止になったとのことです。
ほんとに驚きました。
実行委員は市職員が行っていたこと、資金繰りの問題などが原因のようです。
小樽を離れてしまった私ですので、これからも懐かしい思い出だけを大切にしたいと思います。

それから、私は、花園公園と言っていたのですが、正式には小樽公園でした。
いつから変わったのかなと思いましたら、明治33年に「花園公園」と命名され、
大正4年に「小樽公園」となったそうです。
大正4年?ですか?
私は、昭和の人間ですけど、花園公園と言っていました。
家族も周りの人も花園公園と言っていたと思うのですが、、、。
住所は、小樽市花園5丁目で、公園から商店街までの通りを花園公園通りといいます。そういうこともあり、花園公園という呼び名が定着していたよう思います。

花園(小樽)公園は、私が働いていた職場から坂を上っていったところにあり、職場からは公園の木々の緑を毎日見ていました。
公園内には、市民会館、総合体育館、公会堂、野球場、グランドなどの施設があり、
面積は、23.5haあります。
東京ドームが4.7haですから、5個分の広さになります。
市内の中心部にあり、市役所の裏にある公園です。
実家からも職場からも近いところは市役所側になりますが、反対側の緑町側、入船町側まで足を運ぶことは少なかったです。

つつじは20種類約7000本、小樽市の木に指定されているシラカンバは約1500本あります。
桜もあるのですが、満開の桜もお花見の記憶もほとんどありません。
小樽公園の公式ホームページに、公園内のエリアごとの桜の本数と珍しい品種の桜を調査し、それをまとめた図(PDF)が掲載されています。それによると650本ほどあるようです。
公園内の桜があまり記憶にないのは、行動範囲内に桜の木が少なかったからなのかなと思います。
因みに、お花見は別の公園で行っていました。

花園公園の思い出と言えば、公園にいたクジャクです。
休日の朝、父といっしょに散歩がてら公園に行くことがありました。
私は、小学生の低学年くらいでしょうか、
家から歩くと、ずっと坂道を上りながら、30分くらいかかったと思います。
クジャクのいるところは、「こどもの国」エリアだと思うのですが、その他、トリやウサギやヤギなどもいたようですが記憶はありません。覚えているのはクジャクです。
タイミングがよいと羽を広げていて、その時はとてもうれしく、感動したことを覚えています。
時には、飼育員さん?が檻の中にいることがあり、地面に落ちた羽をくれたこともありました。

この季節の花園公園は、つつじの花がいっぱい咲いていることでしょう。
花園公園とクジャクのことを思い出したのでした。

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