方言 北海道弁 なまっているようです

ごきげんよう

特定の言葉だけでなく、イントネーションとか、ちょっとした語尾表現が標準ではなかったりするため、結果的になまって聞こえてしまうようです。

イントネーションでだんな様に違うと注意されたのが、「散歩(さんぽ)」です。
標準は、「- - -」とどこにもアクセントがないのですが、
私は、「さん」を強調してしまいます。
だんな様には、「それは一歩、二歩、三歩の「三歩」だよ」、と。
アクセントが違っていると、何度も言われています。
会話の中で「散歩」という言葉がよく出てきますが、なかなか正しく言えません。
たぶん、これからも言えないと思います。

この文章を書きながら、他にもあったかなと思い出そうとしたのですが、「散歩」以外に思い出す言葉はありませんでしたのでだんな様に聞いてみたところ、
即答されたのは、「イス」でした。
この言葉も私は、「イスのイ」にアクセントを置くようですが、本来は「- -」とアクセントが「イ」にも「ス」にもないのが標準らしいです。

私   「その他にもある?」
だんな様「う~~、そうね」
私   「たくさんありすぎて、出てこない?」
だんな様「うん、そういうこと」
私   「そうなんだ。そうよね」

もしかして、北海道弁ではなく私だけがおかしいのかもしれませんが、
その場合はあしからず。

だんな様と話をしている時に、よく、「なまってるよ」と言われます。
先にも書きましたが、『ダ』『デ』などの濁音を多く使ってしまうこと、
語尾のトーンが下がってしまうこと。
そうすると、全体が重たくなってしまい、なまっているように聞こえるようです。

「ナンボでもあるから大丈夫ダよ」
「あの本、おもしろいんダカラ」
「大変ダわ」
「そダね」

その他にも、時々言ってしまうのが、

「これ持ってったら」 ← これを持っていったらどうですか
「これ、いっしょ」  ← これ、いいでしょう
「いいんでないかい」 ← いいのではありませんか

書き出してみると、なかなかな方言です。
これからは使わないように気をつけようと思うのですが、その意に反して、どんどん口から出てきそうで、すこぶる恐ろしいです。

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