方言 北海道弁 思わず使ってしまった「なして」

ごきげんよう

半年ぶりに方言の話です。

先日、自分の口から出てきた言葉にびっくりしました。
言った後に、今の北海道弁ではないかしらと、ドキッとしたのです。
だんな様が夕食の後、珍しく「甘いものが食べたいな」と言ったのです。
クッキーがあったのでそれを出したのですが、美味しいねと言って一枚食べて、あと食べようとしませんでした。
袋を開けてしまいましたし、残り五枚を私一人で食べるには多かったので、もう少し食べてほしいという思いもあり、

私「もう食べないの、一枚しか食べてないよ」
だんな様「うん、もういいよ、十分」
「なして」「???」「あれ、“なして”、これって、北海道弁?かしら」
だんな様「う~ん。聞いたことない言葉なので、そうなんじゃない」
って、言われてしまいました。

本当は、「どうして、食べたいって言ったから袋開けたのに、、、」と言いたかったのですが。“なして”という言葉を発していました。

あれ~、びっくりです。笑うしかありません。
本当に、思わず口に出ていました。

私の北海道弁は、前にも書きましたが、
特定の言葉(北海道弁)だけでなく、イントネーションとか、ちょっとした語尾表現が標準ではなかったりします。
『ダ』『デ』などの濁音を多く使ってしまうこと、語尾のトーンが下がってしまうこと、そのため全体が重たくなってしまい、結果的になまっているようです。

特に、仕事を離れ、シニア世代になった今、意識して標準語を話そうとは思っていないこともあり、だんだんひどくなっているように思います。

使わないように気をつけようとも思ったのですが、
考えてみるとそうする必要もありませんし、どんどん口から出てきていてすこぶる恐ろしいですが、気にしないでこのまま過ごします。
これは私の個性です。

因みに、前回の北海道弁の記事はこちらです。[方言 北海道弁]

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