10月の私この頃です—金木犀の香りと「ルコウソウ」の花との出会い、そしてファーストペンギンの話が素敵です

ごきげんよう

毎年、9月の後半に登場する金木犀の香りが、今年は10月になっても漂っていました。
同時期に咲く、彼岸花は9月24日に満開に咲いているのを見ました。金木犀は?と思いましたが、
近くにある木を確認しましたが、まだ花は咲いていませんでした。
9月28日の朝散歩の時にやっと金木犀の香りを確認しました。
朝晩の気温も下り、虫の声も聞いていましたので秋を感じていましたが、私の知っている限り、
一番遅い金木犀の香りです。
今年は、9月も暑い日が多かったのですが、10月に入っても、気温が28℃と高く、4日は最高気温が30℃という異常気象でしたので、それが原因なのかもしれません。
去年も9月は暑い日が多く、金木犀が9月の早い時期と10月の始めにも咲いていましたから、
毎年変わらない季節を過ごすことはなくなったのでしょうか。

そんな10月の終わりは、ぐっと冷え込み、冬用のかけ布団を出したり、暖房の用意をしたりと冬支度を行っていました。

朝散歩をするようになって一年以上が経ちました。
この一年は、道端や公園の草花をよく見ていました。
季節の花を見るのはうれしいのですが、知らない花もたくさんあり、アプリのレンズで調べるのも楽しかったです。
もう、調べつくしたのではないかと思っていたのですが、小さな赤い花を見つけました。
いつも散歩している道端ですが、去年は気が付きませんでした。
早速調べてみると、「ルコウソウ」という名前の花でした。

葉が変わっているのと、赤の色が深紅色と言いますか、品のある「洋」を感じる色で、小さな花ですが素敵でした。

なぜ、その花に気が付かなかったのかなと思ったのですが、
実は、その花は街路樹の下に咲いていたのですが、歩道側は一般住宅が立ち並んでいる場所で、去年はそのお花が咲いていたすぐ前の住宅の建て直しが行われていました。
家を取り壊し、更地にして、住宅建設が始まり、どんな家が建つのかなといつも変化していく様を見ていたので、住宅側ばかりに目がいっていました。
この花が咲いている時は、ちょうどその時で、それで気が付かなかったようです。

ルコウソウ:
ヒルガオ科サツマイモ属の非耐寒性つる性多年草。
アサガオと同じように冬になり気温が下がると枯れてしまう。
園芸では、春蒔きの一年草として扱われる。 葉は細く、羽状で、花は星型で直径2㎝ほど。

TVドラマが大好きな私。
秋ドラマが一斉に始まり、毎日楽しく観ています。
その中で日本テレビ 水曜日10:00~ の「ファーストペンギン」ですが、
ファーストペンギンって、何か意味のあるペンギンのことかしらと思っていましたら、
やっぱり意味がありました。

臆病なペンギンの中で、多くの敵が潜む海に飛び込み、仲間たちを先導する「勇気ある一羽目のペンギン」を指すそうです。

ネットを調べると次の説明がありました。

ファーストペンギンとは、ベンチャー精神を持って行動する個人や企業を、尊敬を込めて呼ぶ言葉です。

ペンギンは常に集団で行動しますが、群れを統率するリーダーやボスはいません。
よくテレビなどで、氷上をペンギンたちが隊列を組んで移動する姿が映されますが、なぜあのような行動がとれるのかというと、最初に行動を起こした一羽に皆が従う習性があるからです。

餌をとるために海に入る時も同様です。最初の一羽が飛び込むまで、群れはお互いに牽制し合うような仕草を見せ、決して各々勝手に飛び込もうとしません。

もちろん、ペンギンが本当は何を考えているのか分かりませんが、人間からすると、この最初の一羽は、非常に勇気ある行動をしたように見えます。海のなかにはペンギンの天敵であるシャチやトド、オットセイがいるかも知れません。最初の一羽を、身をもって海中の安全を群れに伝えているようにも見えるわけです。

しかし、この最初の一羽には、リスクばかりがあるわけではありません。群れの仲間に先んずる分、より多くの餌にありつける可能性があります。ビジネスも同様で、他に先駆けることで、より大きな利益に結び付くかも知れません。人事担当者としては、一定数採用したい人材といえるのではないでしょうか。

ドラマの中で、主人公のシングルマザー和佳さんの一人息子がいつももち歩いている絵本「ペンペンのだいぼうけん」は、ファーストペンギンの勇気ある姿を描いた一冊で、物語の中でキーアイテムになっています。

この絵本は、ドラマのために日本テレビの美術デザイナーが小道具として制作しました。
デジタル絵本として、絵本ナビ公式アプリで読むことができます。
作:室岡ヨシミコ
絵:やなぎやまさみ
発行:日本テレビ

私の辞書には、“初めて”という言葉がないのではないかと思うほど、“初めて”に縁がありません。
冒険も挑戦も苦手、何か新しいものを作り出すこともありません。
私は、ファーストペンギンになる人ではなく、ついていく側の人だなあと思ったのでした。

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