ごきげんよう
先日、テレビにお笑い芸人の“かまいたち”さんが出ていた時に、
だんな様が、
「”かまいたち”って、不思議な現象のことを言うんだよね」と、ボソッと言ったのです。
だんな様は、ふだんから芸人さんのことはあまり知らないので、“かまいたち”さんについてもたまたま名前が耳に入ってきて、その言葉にひっかかったようです。
観ていた番組は、バラエティ番組の「バナナサンド」です。
お笑いコンビのバナナマンさんとサンドウィッチマンさんの番組ですが、
ハモリ我慢カラオケコーナーに中村倫也さんが参戦するというので観ていました。
そこに“かまいたち”さんも出ていたのです。
“かまいたち”さんは、ボケの山内さんとツッコミの濱家さんの二人組で、2017年のキングオブコントで優勝して、同年のM-1グランプリで4位になったお笑いコンビです。
私は、“かまいたち”さんの濱家さんが好きなので、“かまいたち”というコンビ名は知っていましたが、“かまいたち”というコンビ名を気にしたことがなく、そういうイタチがいるのかなという程度に思っていました。
ほんとね、“かまいたち”って何かしら?
不思議な現象って何?、と思い、今さらですが調べてみました。
漢字では、「鎌鼬」、ちょっとした拍子に、うちもしないのに皮膚に鎌で切ったような切り傷が出来る現象、と書いてありました。
他の説明では、
突然皮膚が裂けて、鋭利な鎌で切ったような傷ができる現象。
特に雪国地方でみられ、越後の七不思議のひとつとされる。
空気中に真空の部分が出来たときに、それに触れて起こるといわれる。
昔は、イタチのしわざと信じられていました。
<デジタル大辞泉 より>
別の説明では、
日本の古くから伝わる妖怪の名前で、風に乗って現れては人間を切りつける。
切られた人に傷は残るものの、血は出ず痛みもない。
そんな妖怪の名前です。
“かまいたち”の意味はわかりましたが、
それでは、“かまいたち”さんは、どういう理由でコンビ名を“かまいたち”としたのかしらと気になり、こちらも調べてみました。
一言で言うと、ゲーム「かまいたちの夜」が由来だそうです。
コンビ結成当初(2004年)は、あえて読めない漢字にしておいて世間が読めるくらい有名になろうという思いから、漢字で“鎌鼬” と表記していたそうです。結局、読みにくさから2009年に“かまいたち”とひらがなに変更したとのこと。
また、分からないことが出てきました。
ゲーム「かまいたちの夜」とはどういうゲームなのでしょう。
こちらも調べました。
1994年にチュンソフトより発売されたスーパーファミコン用のゲームソフトでした。
サウンドノベル作品で、真冬の雪山のペンションを舞台に、そこで起こる不思議な殺人事件の謎を解いていくゲーム。また、エンディングが多数あり、謎解きとずれた結末になることもあり、それも特徴のひとつのようです。
今回は、“かまいたち”関連のいろいろな情報をインプットでき、
「へ~そうなんですか」と思ったのでした。