ごきげんよう
小樽には、全国2番目に長く続いているタウン誌「月刊おたる」という冊子があります。
その「月刊おたる」は創刊から58年を超えて、700号(10月号)を発行したという記事が
小樽ジャーナル(otaru-joumal.com)に載っていました。
「月刊おたる」は、1964年(昭和39年)7月号から発行されているもので、
米谷祐司さんという方が郷土のために何か始めたいということで作製したものです。
私が小樽に住んでいた25年前にも、確かにありましたし、米谷さんの名前も覚えていますが、冊子は読んではいませんでした。
たまたま手元に「月刊おたる」がありますので写真を撮りました。
B6サイズの小さな冊子で、写真は見開きでの撮影です。
表紙の様子は、昔から全然変わっていません。
内容について変わったかどうかはわかりませんが、たぶん変わっていないことでしょう。
小樽ジャーナルの記事によると、編集長は、初代が金澤澄恵さん、2代目は杉の目和夏さん、
現在は3代目の藤森五月さんが努めているそうです。
また次のようなことが書かれていました。
創刊時から巻頭に記述している「この小さな雑誌をふる里を愛する人にささげます。海と山につつまれた港まち小樽のかぎりない夢と繁栄をねがいながらいつも新鮮でありますように、いつもこころの友でありますように、皆様のお引立のほどお願い申し上げます」という挨拶文が、同誌のすべてに尽きるという。
11月上旬に記念誌が発行されるようです。
また、小樽文学館で「月刊おたる700号の軌跡」が開催されているとのことです。
私の手元には、「月刊おたる」が3冊あります。
小樽に住む兄が送ってくれたものです。
兄は、趣味で小樽の街並みなどを写真撮影しています。
その写真がこの「月刊おたる」に掲載されています。
「万華鏡 フォトグラム」という題がついています。
ここにそのページの写真を載せようと思ったのですが、モノクロ写真ですので全体が暗くなりすぎて上手く写真を撮れないのでやめました。
去年、ブログに原稿を送ってもらった時、アイキャッチに兄が撮影した写真を使いました。
冊子はその後に送られてきたと記憶しています。
その時は、兄の写真を観るだけで、他のページはパラパラと送っただけでした。
今回、内容を読んでみたのですが、お店の名前や地名に懐かしく思ったり、知っている名前があり驚いたりして、ブログの中で小樽物語を書く時以上に、ふる里小樽に気持ちが引っ張られていました。
懐かしさに浸らせていただきありがとうございました。
今後も、継続して発行してくださることをお願い申し上げます。