2月の私この頃です---雪が降り、桜が咲き、素敵な観光列車に出会い、そして、法律(黙秘権)も勉強しました

ごきげんよう

2月10日に雪が降り、今シーズン初めて積もりました。
朝散歩の時は降っていなかったのですが、その後すぐ降り始めて、
細かい雪が夕方までずっと降っていました。
長い時間降りましたが細かい雪でしたので、積雪は3~5cmほどです。
気温が低かったので、次の日、朝散歩の時には、歩道に雪が残っていました。
溶けずに残った雪は、足跡のまま凍っていて、その雪を避けながら散歩しました。
写真は、翌朝の雪の様子です。

早咲きの桜の木に花が咲いていました。
先月は蝋梅で、今月は桜の花を見ることができました。
テレビでも、桜の開花がニュースになっていましたが、河津桜なのでしょうか。
桜って、可愛らしくて、幸せを感じますし、癒されます。
次はソメイヨシノに八重桜、まだまだ幸せを感じられそうです。

所沢のホームで素敵な車両を見ました。
ホームで電車を待っていると、向い側のホームに素敵な車両が入ってきました。
何かの広告?、それともイベント紹介?、と思いました。
車両はちょうど目の前に停車しました。4両しかありません。
食事をしているのが見えましたので、食堂車だということがわかりました。
他の車両は水色の窓がしまっていて、中が見えませんでした。
すぐ、写真をとりました。

ネットで調べてみましたら、「52席の至福」という観光列車でした。
こういう車両があることを知らなかったので、特別なものを見たうれしさがあり、とても幸せな気分になりました。

<旅するレストラン>
西武鉄道の観光列車「52席の至福」は、「西武 旅するレストラン」がキャッチフレーズ。キッチン車両とダイニング車両、多目的車両からなる「走るレストラン」です。秩父銘仙など沿線の伝統工芸品を用いた車両で、沿線ゆかりの食材などを味わえます。

運転区間は、
池袋駅と西武秩父駅(76.8km)、
西武新宿駅と西武秩父駅(80.9km)、
西武新宿駅と本川越駅(47.5km)。

ツアー専用列車のため、ツアーの購入で乗車できます。
食事は、ブランチコース、ディナーコース があります。
      「52席の至福」公式サイト : seiburailway.jp

TVドラマが大好きな私。
1月~3月の冬ドラマも楽しく観ていますが、教えられることが多く興味を持って観ているのが、フジテレビ 月曜日9:00~ の「女神(テミス)の教室」です。
このドラマは、未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)のリアルな日常や、教員と学生たちの成長を描くリーガル青春群像劇です。
裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(北川景子さん)先生と周囲を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメントドラマでもあります。
舞台は、裁判官や検察官、弁護士などの法曹界を目指す学生たちが通う法科大学院(ロースクール)です。

第三話では、主人公の柊木雫(北川景子さん)先生が、「黙秘権」の事案を課題として、学生たちに問いかけました。
今回のドラマの副題は、「黙秘権を巡るディベート」でしたが、ディベートとは、「提示した主題につき肯定側・否定側に分かれて討議する」ということです。
学生は、5人。二つに分かれて、それぞれが事前に話し合いをして考えをまとめ、授業の時にその考えや意見をぶつけ合いました。

『証拠がなく犯人本人しか事実を知らない場合、自白のみが証拠となります。
証拠を得るためにも黙秘権をなくすべきです。』
『たしかに自白は証拠の王様と言われるほど、重要なものです。
だからこそ、もし、黙秘権がなければ、取り扱いをする警察や検事は、自白を拒む容疑者をしゃべらすために、拷問を始めるんじゃないでしょうか。それでもいいと。』
『刑事裁判において、中心になる当事者は、あくまで加害者である被告人であり、被害者やその家族ではありません。』
『被害者側に同情して、加害者を蔑ろにするのは、人権侵害になると思います。加害者の人権も保障されている以上、拷問を防ぐためにも黙秘権はあるべきです。』
『そもそも黙秘権は、行き過ぎた加害者擁護であり、理不尽を生む誤った権利です。』
『自由が保障されていなければ、自由が強要され虚偽の自白が誘発されるのです。黙秘権は冤罪から被告人を守る重要な権利です。』

議論の後、柊木雫(北川景子さん)先生が、次のように言います。
『もし黙秘権がなければ正しい戦いができなくなります。
それは、正義ではなくなります。
われわれは、何が正解か分からない世界で、それでもひとつの真実に辿り着くためには、それぞれが同じ土俵で同じ武器(法律)を持って戦う必要があるんです。
法律家は法律を武器として持っています。その武器を手に検察官と闘うことが出来るのです。しかし、被告人には、その知識が必ずしもあると限りません。
だから、被告人にも黙秘権という武器を与えるべきなのです。
もし武器がなければ武器を奪わなくてはなりません。
それは、法律家の敗北を意味するからです。
いいですか、行き過ぎた加害者擁護なんていう人は、無能な法律家のいい訳にしか過ぎない。
われわれは、相手に黙秘権を与えたうえで、法律に則って真実を追求すべきです。
黙秘権は、法律家を犯罪者にしないための権利でもあるのです。』

また、補佐教員の藍井仁(山田裕貴さん)先生は次の意見を述べます。
『憲法19条に、・・・自由をおかしてはならない・・・内面をおかしてはならない。
国家は、内面の自由を保障している。内面の自由は、人間の根幹そのものであり、国家により制限を受けない絶対的自由だ。黙秘権は、この内面の自由を保障するために必要な権利。そうである以上、柊木先生の意見に全面的に同意する。』

「黙秘権」について学んだ第三話でした。
憲法19条の内面の自由というのも、初めて聞いたように思います。

内容を要約できるといいのでしょうが、分かったつもりでも難しく、セリフを載せるだけになってしまいました。
法律関連の話を文字にすると、漢字が多くなります。また、普段使わない言葉が出てきて、漢字に変換してもどっちの字を使うのかなと、迷うことも多くなります。
具体的な情報についても、「へ~、そうなんだ。そういうこと。」と思うことが多く、興味あることなのですが、どうも頭に残らない気がします。入ってはきますが、誰かに説明できるかというとできず、とても残念なことですが、その程度の理解力のようです。
今回の「黙秘権」についても、過去に知り得たことかもしれませんが、頭には残っていませんでした。
でも、新たな学びとして刺激をもらい、感動できることは脳トレになると思うので、
「良きこと」としましょう。

ドラマの話に戻りますが、
法科大学院(ロースクール)は、本来、司法試験に合格するために学ぶ場所で、それは、法律を用いて問題を手際よく処理することが重視されるといいます。
柊木雫(北川景子さん)先生の授業は、事案を掘り下げて考えさせる授業になっていて、合理的ではないといつも藍井先生に批判されています。
法律の奥深さや事実とされたことをもう一度疑って考えてみるという教えは、法的思考の大事な要素になるような気もしますが、法科大学院(ロースクール)の目的に外れているとも思いました。
スクールの中での柊木雫(北川景子さん)先生の存在価値はどういうものなのか、ドラマが終了するまでに描かれるのか、最終回までが楽しみです。


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