「虹」について。「天気の図鑑」から「虹」を紹介します。

ごきげんよう。

今回は、「天気の図鑑」の中の「雲」についての紹介ではなく、「空」のページの中の「虹」について記します。

ここしばらく「虹」を見ていないので、そろそろ見てみたいなあと思う気持ちも含めての紹介です。

「虹」を見るタイミングは、偶然に見る時と、きっと今出ているのではと思って空を見上げる時です。
後者は、雨あがりに太陽の日差しがある時、太陽とは反対の方を見ると、「虹」が出ていることがあります。
確率は高く、その思いで空を見た時に「虹」が現れている時の感動は最高です。
その感動を味わっていない、今日この頃。
夏の夕立やお天気雨も狙い目ですが、それにも遭遇していません。

「虹」さん、顔を見せてくださいませ。

若い時、ドライブ中に「虹」に出会いました。
ちょうど進行方向に「虹」のふもとがあり、もしかしたらふもとにたどりつけるかもしれないと思ったことがあります。
ですが、走る車の中から「虹」を意識していたのですがたどりつけませんでした。

「天気の図鑑」にはこのように書いてありました。

「虹のふもとに行ってみたい」」
そう思ったこと、ありませんか。
しかし残念ながら、虹のふもとにたどりつくことはできません。
空を眺めている場所から虹の位置はどこにいても変わらないので、虹をいくら追いかけても、虹に近づくことができないのです。
そのため、虹のふもとにはたどりつけず、虹をくぐったりすることもできません。
これは朝や夕方に太陽を背にしてできた自分の影に追いつけないのと同じです。
<「天気の図鑑」より>

また、「豆知識」欄にはこんなことも書いてありました。

私(著者:荒木健太郎さん)が働いている気象研究所では、虹が出そうなときにはいつの間にか屋上に研究所たちが集まります。雨があがりかけていて、太陽の光が強くなってくると、虹の気配を感じた人がやってきて、虹の鑑賞会が始まるのです。
<「天気の図鑑」より>

最近、局地的な雨はありましたが、その時に「虹」を意識することはありませんでした。それは、なぜだったのだろうと考えてみると、雨あがりの時に太陽の光が強くなかったからではないかと思います。
「虹」が出るような時は、外がキラキラと輝いていることが多いのですが、そういう状況にはなっていなかったように思います。

「虹」さん、早く、早く、顔を見せてくださいませ。

「虹」については、下記のような説明も書かれていましたので紹介します。

雨上がりの空にかかる虹の架け橋。
まるで魔法のような美しい風景を見せてくれる虹ですが、「本当は丸い」ことを知っていますか?
そもそも虹は、赤から紫までの色が並んだ円弧状の光の帯で、太陽と反対側の空で雨が降っているときに見られます。レインボー(雨の弓)とも呼ばれるように、雨のつぶのなかで光が曲げられて(屈折)、あの虹色が生まれます。
出会いやすいのは、内側が紫で外側が赤い主虹です。
虹は、太陽とちょうど反対側で影のできる位置にあたる対日点を中心に円のかたちをしていて、じつは私たちは、地上でその一部を見ているのです。
<「天気の図鑑」より>

今回は第二段として「虹」の紹介でした。

「虹」、見たいですね。

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