2月の私この頃です—関東に雷雪と救命講習会に参加。そして、小樽の雪あかりのお便りが届きました。TVドラマも楽しんでいます。

ごきげんよう

2月5日(月)、警報級の大雪でした。
お昼頃からチラチラ雪が降り始め、
その雪は、だんだん本格的な降り方になり、止むことがなく夜まで降り続けました。
当然、雪は積もり、道路は真っ白、車の上に積もった雪は、5cmはあったと思います。
テレビでは、雪関連情報をリアルタイムに報道していました。

6日の朝、起きて外を覗くと寝る前と同じに一面真っ白でした。
当然です。夜の間に融けるわけがありません。
朝散歩は中止しました。
昼間、雪はもう降っていませんでしたが、気温はあまり上がらず、車道は雪がありませんでしたが、歩道は雪が融けずに残っていてザクザク状態でした。

5日の夜は、雪が降っていることも驚きでしたが、大きな音にびっくりもしました。
なに? もしかして今のは雷?
だんな様も驚いた顔をしていて、そうじゃないかなって。 次の日のネットニュースにその音のことが出ていました。

<ネットより>
珍現象 雪の中稲妻走る“雷雪”
気象庁「世界的に珍しい」暖冬が影響の可能性? 天達気象予報士が解説

都内各所で目撃された雪と雷の同時発生について
気象庁のホームページによると、世界的にも珍しい現象で、SNSには“雷雪”という言葉と共に驚きの投稿が相次ぎました。

降雪と雷の同時発生…。世界的に珍しい現象がなぜ今回、東京などで見られたのか

天達気象予報士に聞きました。
天達武史気象予報士:
本当に珍しいですね。関東地方の平野部は数年に一度くらいですね、2月に雷というのは。普段は晴れてますし、雨や雪が降っても雷というのはないんですけれども。
日本海側の北陸とかは実は雪雲が雷雲なんです。日本海側でも世界的に非常に珍しいんですけど、関東はほぼないですね。

なぜ今回見られたかというと、関東の南の海の温度が暖かい。海面水温が高い水蒸気が多かったので、積乱雲みたいに夏とか春にできる、ゲリラ豪雨をもたらすような雲ができあがっちゃったんです。それで雷雲が発生しているんですけれども、地上の気温がものすごく低かったので雨ではなく雪として落ちてきている。
これはすごく珍しいことで、今年の暖冬の影響が大きく出ている可能性もあります。海の温度が高いことで、雲が雷雲まで発達してしまったということです。さらに南岸低気圧が関東の南で発達していましたから。

SNSには、
・東北の日本海側在住の私のところは、いつもはそれなりにありますよ。
・発達した雪雲なら普通に起こりますし、北陸以北の日本海側では毎冬観察されている現象ですね。私の住む地方では “雪下ろし”の雷と言われています。
・“雪起こし”という現象ですね。昔からよくある事でしょう。
日本海の冬季雷と今回の低気圧による雷は仕組みが違うと思う。今回は低気圧が発達したことによる比較的背の高い積乱雲によるもので、たまたま地上で雪だった。日本海は背の低い寒気団での下層から暖められた対流不安定によるもの。

わたしは、北海道の小樽出身ですが、雪が降る時に雷が発生したというのは思い出せません。
「雪下ろし」「雪起こし」などという言葉も使ったことがありません。
私が知らないだけなのでしょうか。
今回、日本海の冬季雷と東京の低気圧による雷は違うもので、東京での発生は大変めずらしいということを知りました。勉強になりました。

自治会主催の「高齢者のための救命講習会」(救命入門コース)に参加しました。
消防署の専門講師の方が来てくださり訓練をしたのですが、
目的は二つ、
1. 救急車が来るまで胸骨圧迫が出来る。
2. AED(自動体外除細動器)を使用できる。

参加者は30名ほどで、時間は45分間でした。
消防署の方は4名で、まず始めに上半身だけのお人形を使い実演してくださいました。
それから、4つのグループに分かれて、消防署の方が一名ずつ付き、工程ごとに説明があり、実際に体験する、ということを繰り返しました。
しゃがんで膝をついての動作なので、足や膝が痛い方は無理をしないようにとのことで、体験する人は各グループ数名ほどで、私は全工程の訓練をさせてもらいました。
AEDは、過去に訓練したことがありましたが、胸骨圧迫はTVドラマでも見ることがありますが、実際に訓練を受けたことはありませんでしたので、とても勉強になりました。
実際に倒れた人を目の前にした時にどういう行動をとればよいのか、呼吸の確認方法や胸骨圧迫のやり方など頭で理解しているだけでした。
特に胸骨圧迫は、以外と体力が必要なので自分の態勢を正しくすることが重要でした。
お人形で30回の圧迫をやってみましたが、汗ばむほどでした。
体験できたことは大変よかったです。

参加した方々は、年配の方ばかりですので皆さんとても真剣で、質問などもたくさんあり、より多くの情報を得ることができました。

次に簡易手順を記しますが、各工程名だけでも頭に入れておこうと思いました。

それと、終了してから気がついたのですが、今回、だんな様は出席せず私だけでした。
いざという時、私はだんな様を救命することができても、私はだんな様に助けてもらえないのです。
次回の講習会には必ず参加してもらおうと思ったのでした。

心肺蘇生法(胸骨圧迫、人工呼吸)の手順:
1.反応を確認 
 肩をやさしくたたきながら「大丈夫ですか?」と大声で呼びかける。(3回行う)
2.助けを呼ぶ
   119番通報、AEDの手配を頼む。(誰かにではなく、使命する)
3.呼吸の確認
   10秒以内で胸と腹部の普段どおりの動きを確認。死戦期呼吸は心停止とみなす。
4.胸骨圧迫
   胸の真ん中に両手を重ね、胸が約5cm沈み込むように圧迫。
   テンポは1分間に100~120回。30回連続して強く、速く、絶え間なく圧迫。
5.気道確保
   片手を額に当て、もう片方の手(2本)をあご先に当て、頭をのけ反らせる。
6.人工呼吸
   1秒かけて吹き込み、胸が軽く上がるのを確認する。
   (人口呼吸がためらわれる場合は胸骨圧迫のみ行う)
7.心肺蘇生法
   胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返し行う。

AED使用の手順:
AEDの電源を入れ、音声メッセージに従い操作する。
電源パットを貼り付ける ⇒ 心電図の解析 ⇒ 電気ショクの指示が出たらボタンを押す。
電気ショック実施後は、ただちに胸骨圧迫を行う。
(パッドはつけたまま、心肺蘇生法を再開する)
ショックが不要のメッセージの後は、胸骨圧迫を継続する。

小樽から「雪あかりの路」が始まりましたと写真が送られてきました。
「第26回 小樽雪あかりの路」2024年2月10日(土)~17日(土)

小樽からの写真です。

実家の家の前の雪山にロウソク用の穴を掘ったようですが、その周りに丸いものがあり、よく見ると、雪玉を並べているようでした。
でも、その雪玉がとてもきれいに丸くなっていて、大きさも揃っていて、可愛らしいと思いました。
「雪玉が可愛いですね」とLINEを送るとダイソーで見つけたという雪玉を作る道具の写真を送ってくれました。
さすが、雪国です。雪合戦用なのかもしれませんね。

2024年のTV冬ドラマですが、
今回は、医療系のドラマがいくつかあり、その中の「グレイトギフト」を観ています。
木曜日、テレビ朝日、9時からのドラマですが、主人公は反町隆史さんで、うだつの上がらない病理医を演じています。内容はサバイバル医療ミステリーです。
反町さんの主演ドラマは久しぶりですし、私の好きな脚本家の黒岩勉さんのオリジナルということで期待値が高いです。

内容は、
主人公の役は藤巻達臣(反町さん)で、コミュニケーションが苦手で、院内での存在感も薄い、大学病院の病理医です。未知の殺人球菌「ギフト」を発見したことで運命が変わります。人間の体内に入ったギフトは瞬時に死をもたらし、その後消滅します。症状は、心不全にしか見えず、完全犯罪が可能なのです。
ギフトを利用して権力を握ろうとする教授の命令に従い、ギフトの培養を続け、悪に加担していきます。
うだつの上がらない病理医ですが、妻との離婚話も出たり、優柔不断ぶりもすごいです。
反町さんは、そんなぐだぐだな人間を演じています。

周りの人たちは、敵なのか味方なのか分かりません。
毎回誰かが殺されます。最終的にどうなるのか先が読めないドラマです。

このドラマを観ていて、病理医の方の人柄について思い出すことがありました。
私の専門職は、病理医の先生と関わることもあり、40年以上仕事を続けてきて、何人かの病理医の先生と直接関与したり、同じ研究所の中にいらして話を聞いたりしたのですが、みなさん変わっていました。個性的とも言えますが、失礼を承知で言いますと、“変人”です。
陽気で楽しい先生もいましたし、仕事に熱心すぎたりこだわりが強すぎて予定の時間で仕事が終わらないとか、話始めると止まらずこちらは忙しいのに相手をしなければならなかったり、などなど。
周りの人は、なるべく関わらないこと、が暗黙のルールになっていました。
直接仕事で関わるととても仕事がしづらく、やっかいな人になりますが、間接的な関わりであればおもしろい先生、楽しい先生ではありました。

ドラマの藤巻先生(反町さん)のようにうだつの上がらない病理医の先生にお会いしたことはありませんが、いろいろな先生がいたなあ、みんなほんとうに“変人”だったなあと、懐かしく思い出したのでした。

今月の一枚。
例年より早めに咲き始めた梅です。

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