3月の私この頃です—桜やこぶしやお花いっぱい。TVドラマの裏話。そして、成長するってどういうことですか。

2月は雪が降りましたが、やっと春ですね。

3月は桜の季節です。
関東は開花宣言が20日頃と言われていましたが、22日になり、24日になり、結局26日になっても出ませんでした。
例年としては3月24日とのこと、今年は11年ぶりの遅咲き宣言ということで29日にやっと開花宣言となりました。
例年より5日遅く、去年より15日遅い開花です。

近くの桜(ソメイヨシノ)は、ずっと蕾のままでしたが、急に気温が上がりパラパラと咲き始めています。
暖冬で早く咲くでしょうと言われていたので、待っている時間が長くなってしまいました。
でも、そのうち咲きますから、満開になるのを楽しみに待ちます。

お昼に散歩に出かけると、いろいろなお花を見かけます。
眼の高さより上には、こぶしの白い花。
眼の高さより少し下に雪柳。
足元には、クロッカスやマーガレットの花やシバザクラ。
気分が高揚します。

我が家の草花も楽しいことになっています。
毎年咲く、ヒアシンスが今年も咲きました。
いつもより背が伸びなかったのですが、鉢を家の中に入れて香りを楽しみました。

もみじ葉ゼラニウムは、ここのところ緑色のままできれいに赤くならなかったのですが、太陽をよりいっぱい浴びたせいなのか今月は葉が赤くなり可愛らしさを楽しんでいます。
お花も咲きそうで蕾になっています。

小樽の実家からもふきのとうの写真が届きました。
小樽も春が近づいています。

1月に、年末年始に恒例のTBSドラマ一挙放送を観たことを書きました。
ドラマは「ラストマン」です。
福山雅治さんが主演を務め、大泉洋さんが共演するドラマで、バディーを組んで難事件を解決するという刑事ドラマです。
最終回のラストの大泉洋さんの演技はすばらしく、お父さん役の津田健次郎さんもよく、再放送にまた感動して泣いてしまったのですが、
このシーンの裏話を、津田健次郎さんが「日曜日の初耳学」に出た時に教えてくれたのです。
それは、
台本にはセリフがなかった。でも、死にそうな病人が唸っているだけではおもしろくないと思い、何かセリフを言おうと30個くらい考えたそうです。
そして、本番、言ったセリフは、父が息子に「おなか減ってないか?」だったのです。
アドリブだったのですが、大泉洋さんも福山雅治さんも対応してくれて、芝居が大きく膨らんだそうです。
津田さんは、二人は凄いと言っていましたが、芝居を考えて、セリフを考えて、それを演技した津田さんも凄いです。
この話を聞いて、そのシーンを思い出し、胸がドドドドドと打たれました。

成長するってなんですか
薬用育毛トニックの「サクセス」のCMですが、
肩を並べて温泉に浸かる原田泰造さんと中村蒼さん。
中村さんが「成長するってどういうことなんですかね?」と、問いかけると
「現状に満足しないことかな。まだまだ成長していきたいと思っているよ」と原田さんが答えます。
今後も成長していきたい気持ちを持つ二人。

このCMは、「サクセス」が、自分の可能性を信じて、成長し続けたいと願い、頭皮・髪・肌をケアする充足感が前を向くチカラとなれるよう、これからも提案をしてまいりますということなのだそうです。

私がよく見るCMは、時間が短いタイプらしく、原田さんのセリフは「現状に満足しないことかな。」でした。
成長という言葉は、自分の意思で成長するということではなく、頑張ったり、努力したりして、結果的に成長したというものだと思っていました。
ですので、現状に満足しないから成長するというセリフに違和感がありました。

本来のCMは、「現状に満足しないことかな。まだまだ成長していきたいと思っているよ」ということなので、前に進みたい、努力したい、というのであれば、理解できると思いましたし、腑に落ちました。
結果的に成長したということも、現状に満足しないからもっと成長したいと思うことも、同じことであって、前に進むというこんなんだと思いました。
生きていくうえで、前に進むということは、大切なことだと改めて思ったのでした。

今月の一枚。
桜の写真にしました。
ソメイヨシノは、まだパラパラとしか咲いていないのですが、
可愛らしいピンクの花が咲いている、ほぼ満開の桜の木がありました。
名前はわかりませんが、桜の花は心が癒されます。

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