はじめに:購入した理由
「天気の図鑑」という本を購入しました。
雲のこと、空のこと、気象のこと、天気のことが書かれている本です。
朝散歩を始めて一年以上経つのですが、その間、街路樹やその下の花壇、公園などの草花をいろいろ見て季節を一巡しました。
最近は、去年もこの花が咲いていたなあと思うことが多くなり、少し目線を変えたくなりました。
それで、上を見ることにしました。
毎日見ていると、空の色の変化、雲の変化も面白いものです。
雲の形もほんとにいろいろあります。
季節を感じる雲、お天気に関係する雲、などなど、それぞれ名前もあるのだろうなと調べてみたくなりました。
それで、「天気の図鑑」です。
なぜ、この本を購入したかについては理由があります。
テレビで著者の荒木健太郎先生が、虹色の彩雲の話をされているのを見たのが最初でした。
一年ほど前だったと思います。
雲の話をする先生がとても魅力的に感じたのを今も覚えています。
ほぼ、同時期にその先生の本の広告を見ました。
雲のことがたくさん載っている面白そうな、楽しそうな本に思いました。
今回、雲のことをいろいろ知りたいなあと思った時にこのことを思い出して、
迷うことなくこの本を本屋さんで探しました。
「天気の図鑑」:目次と著者について
目次
1.雲のはなし [01~21]
雲を大きくわけると10種類
雲を細かくわけるとなんと100種類以上
雲にあく大きな穴のヒミツ
雲のかたちは風ですぐ変わる
雲は地震の前兆にはならない などなど
2.空のはなし [22~42]
虹は半円ではなく、本当は丸い
虹に出会うとっておきの方法
虹色じゃない虹がある
積乱雲が空を割る瞬間
じつはこれも蜃気楼 などなど
3.気象のはなし [43~64]
ゲリラ豪雨の原因は積乱雲
夏でも空から氷が降ってくる
日本に台風がやってくる最大の理由
黄砂は宇宙からもはっきり見える
気候を変えつつある地球温暖化 などなど
4.天気のはなし [65~78]
雲の量が空全体の8割以下なら「晴れ」
あの“雨のにおい”には名前がある
雲を見れば天気の急変を予想できる などなど
著者の紹介
荒木健太郎 先生
雲研究者、気象庁気象研究所研究官、博士。
1984年生まれ、茨木県出身。
慶應義塾大学経済学部を経て、気象庁気象大学校卒業。
専門は、雲科学・気象学。
防災・減災のために災害をもたらす雲のしくみの研究をしている。
「天気の図鑑」:その他の情報
・新聞の広告、本の帯から
一番売れている天気の本
おもしろすぎる! 空と雲と天気のギモン78
25万部突破
空のふしぎがすべてわかる! テレビやSNSで話題沸騰
・本の「はじめに」に書かれているのですが、
“この本では、空や雲、天気について、みなさんが疑問に思われることの多いトピックを中心に取り上げて、わかりやすく解説しています。また、天気について知っておくと便利なことや、思わず「へえ~、そうなんだ!」と思えるような知識についても紹介しました。”
「へえ~、そうなんだ!」と口に出てくる感動は大好きです。
・キャラクター登場 (パーセルくん、積乱雲)
雲や空の写真以外にもキャラクターやイラストもいっぱい登場します。
楽しく読める本になっています。
・荒木先生は、新海誠監督のアニメ映画「天気の子」で、気象監修をされました。
・彩雲について紹介します。
「雲のなかでもとくに美しいのが、虹色の彩雲である」と先生は言います。
彩雲はめずらしいと思われがちですが、季節や場所を問わず出会えるそうです。
太陽の近くにいわし雲やひつじ雲、わた雲がある時に、雲のなかの水のつぶで、
光が虹色にわけられ(回折)、彩雲が発生します。
観察のコツは、建物などで太陽を隠して、太陽の近くの雲に注目すること。
私は、まだ彩雲に出会えていません。
・私の好きなポコポコ雲はなんと呼ばれる雲かしらと調べてみました。
雲を大きく分けると10種類で、その中でいうと積雲(わた雲)になると思います。
入道雲を見た後に現れ、手を伸ばすと届く?ように近いところに発生していましたから、
積雲で間違いないと思います。
さらに細かく分けると100種類以上とのことで、「雲の分類一覧」も載っているのですが、
細かすぎてよく分かりません。私には、10種類の分け方で十分だと思いました。
巻雲・層雲・巻積雲・高積雲・層積雲・巻層雲・高層雲・乱層雲・積乱雲・積雲
本には写真が載っていて、それぞれの雲は見たことがあるなあと違いが分かりました。
「天気の図鑑」:YOU TUBE に動画解説あり
YOU TUBEチャンネルで動画解説しているとのことなので、覗いてみました。
この本の概要紹介の動画もありました。
荒木先生が紹介してくださるものです。
私のつたない文字紹介よりも動画を見る方が手っ取り早いようです。
8分ほどの動画でした。
実は、続編の「もっとすごすぎる 天気の図鑑」も出版されていて
こちらの紹介動画も見ることができます。
最後に
著者の荒木先生は、テレビで拝見しましたが、とてもお茶目な方で、可愛らしい、楽しい先生です。
本にその雰囲気が出ていると思いました。
今まで、空を見て何かを感じていたのは、雲がひとつもない快晴の青空でした。
「すごい、真っ青な空、雲一つないよ。」と、雲のない空にすがすがしさや気持ちが躍る感じでした。
今は、そういう日には、「雲がいない。雲がほしい」と残念に思うようになりました。
いろいろな形の雲や空一杯に見える雲の色や立体的な様子を見るのが楽しみになっている
今日この頃です。
雲や空の学びは、これからですが、
「へえ~、そうなんだ!」と、何回言うのかなと今から楽しみです。