ごきげんよう
9月に入って、急に涼しい日が多くなりました。雨の日も多く、湿度が上がるのでそれはいやなのですが、夜も朝も気温が下がり、身体的にはとても楽になりました。
と、それはそうなのですが、昼間はお天気がよいとまだ暑くてエアコンをつけて、でも、つけていると少し寒くて、扇風機も使っていますが、調整が難しい季節でもあります。
セミも急に静かになりました。毎年、暑さが和らぐと別のセミの声がします。
カナカナカナカナ~~~。
「この鳴き声を聞くと悲しくなるんだよね」とだんな様は言います。
「ひぐらし」というセミなのだと教えてもらいました。
でも、今年は、ちゃんと聞かないうちに9月も終わってしまいました。
私は、「ひぐらし」は夏の終わりに登場するセミだと思っていたのですが、それは違っていたことを今年始めて知りました。
ヒグラシ(カナカナゼミ)は、アブラゼミよりずっと小柄で、透明な羽を持ち、どことなく上品な顔をした美しいセミです。日本のほぼ全域に住んでいますが、「カナカナカナ…」と聞こえても、高いところにいてめったに姿は現さず、捕獲は困難。オスは共鳴室の空洞でおなかが透けて見えます。
セミは、その種類によって鳴く時期や時間帯も違います。秋の季語になっているヒグラシですが、じつは秋どころか、梅雨くらいからずっと鳴いているのでした。ヒグラシは暗く木が茂った山の中で、朝早くまだ暗いうちか、夕暮れに歌います。日中でも、雨が降りそうに暗くなり、気温が下がると「カナカナカナ」と涼しい声で鳴きはじめるのです。こまかく鈴を振るような澄んだ響きは、まるで秋の虫が翅を擦り合わせて出しているかのよう…そんな「夏の終わり」を感じさせる声が、「寒蝉」と呼ばれる理由になっているようです。(ネットより引用)
11日の土曜日に金木犀の香りがして、「えっ、こんなに早く、気のせいかな。」と、家の側の金木犀を見てみると、オレンジ色の花が咲いていました。例年、秋分の日の頃、彼岸花が咲き、その後に金木犀の香りがするのですが、今年は金木犀の香が先でした。
金木犀は、香りがいろいろなところに使われていますので知っていましたが、北海道にはありません。実物を見たのは所沢に来てからでした。
働いていた川越の研究所の構内に金木犀がありました。それがまた、人の出入りがわりと多い、研究所の裏側にあるドア付近にありました。私の職場は2階でしたが、そのドアに近いところでしたので、花が咲くとものすごく香りいっぱいになりました。強烈なくらいに。「こんなに香るんだ」と思って驚いたのを覚えています。
研究所に通わなくなった今年は、家の側の金木犀が挨拶をしてくれました。
また、来年もよろしくお願いします。
樹皮がサイ(犀)の足に似ているため中国で「木犀」と名付けられ、ギンモクセイの白い花色に対して、橙黄色の花を金色に見立ててキンモクセイ(中国名:丹桂)と言う。
中国ではモクセイのことを「桂」と書き、白花の種はギンモクセイ(中国名:銀桂)、黄白色はウスギンモクセイ(中国名:金桂)とよばれていて、キンモクセイはギンモクセイの変種である。
分布は、
中国原産。日本には江戸時代に雄株が渡来し、これが挿し木で北海道と沖縄以外の日本中に増やされた。日本には自然の分布はなく、庭などに植えられている。日本における栽培地は、北限は東北南部(太平洋側は岩手県紫波郡矢巾町、日本海側は秋田)、南は九州までの範囲とされる。
花期は秋(9 – 10月)。花は、オレンジ色の小花が葉腋に多数集まって咲かせる。本来は雌雄異株の植物であるが、日本には雄株しかないため実を結ばない。花の数はギンモクセイよりも多い。雄しべが2本と不完全な雌しべを持つ。花は芳香を放ち、ギンモクセイよりも濃厚で甘い香りで、夕方などに強く感じられる。芳香はギンモクセイよりも強い。(ネットより引用)
21日(火曜日)は満月でした。中秋の名月です。
この日は雲が多く我が家からは見えませんでした。がっかりです。
でも、前日も見ましたし、翌日はほぼ満月の月をずっと見ていました。時々、雲がかかり、情緒ある月でした。羽田空港では、オレンジの大きな月が見えたとのことで、テレビで映像が出ていました。
次回、見られるのを楽しみに待ちます。ありがとう。
富士山にあまり会えていません。
6日のニュースで薄っすら雪化粧し、7日初冠雪の正式発表がありましたが、26日に変更になっています。
通勤時は、毎日ほぼ同じ時間に研究所を出ます。
9月は、出る時はまだ明るく、家に着く頃に暗くなっています。それが、だんだん日が短くなり、研究所を出る時、西の空が薄っすら明るかったり、夕焼けになっていたり。そうすると、途中、富士山がきれいに見られるところで、影絵の富士山を見る時があります。好きな富士山の一つでした。
朝散歩の時に西の空がはっきりしていると富士山がぼんやり見えます。富士山ははっきりしていませんが、見られる季節が近づいています。
気象庁が、富士山の初冠雪を改めて26日と発表しました。
初冠雪は、「1日の平均気温がその年の最高を観測後、初めての冠雪」と定義される。
20日に今年の最高が記録されたため、7日発表の初冠雪が取り消されました。
[読売ニュースより]
街路樹は紅葉も感じますし、道路には落ち葉も舞っていました。
秋が近づいていると思った今日この頃です。