ごきげんよう
散歩をしていると、“さざんか”の花を見かける季節になりました。
12月に咲いている花を見られるなんて、北海道人としては驚きの光景です。
小樽市から所沢市に引っ越してきて初めての12月をむかえた時、川越市にある勤務先の研究所のフェンスに何やら赤いものがあると思いましたら、お花が咲いていました。りっぱな真っ赤な花がいくつか咲いていて、何だろうと思いましたら“さざんか”でした。童謡「たきび」に歌われている“さざんか”って、これなんだと始めて目にしました。
駐車場から正門に入るまでのフェンスに何本も“さざんか”があり、日に日に花の数が増え、遂には葉が隠れてしまうほど花でいっぱいになりました。こういうのを乱れ咲きというのかなと思いながら、毎日その豪華さに圧倒されていました。
その後、その“さざんか”は、増築などの工事で除かれてしまいました。
家のそばにも“さざんか”はありますが全然花の数が少なく、研究所の“さざんか”は特別だったのかなと、この季節になるとあの“さざんか”を思い出します。
サザンカ(山茶花)は、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。童謡「たきび」の歌詞に登場することでもよく知られる。
花期は、秋の終わりから初冬にかけての寒い時期(10 – 12月)で、5枚の花弁の花を咲かせる。花弁が1枚ごとに散るので、ツバキとは区別がつく。
自生地の分布は山口県、四国南西部から九州中南部、南西諸島(屋久島から西表島)等に。原種のサザンカは特に寒さに強いわけでは無い。品種改良された園芸種には寒さに強く、真冬でも花を咲かせる品種も少なくない。 つばきと共に、代表的な冬から早春の花木で、庭木として人気が高く園芸種も多数あり、生垣によく利用される。
(Wikipediaより)
テレビドラマの「日本沈没」が、12月12日に最終回となりました。
TBSの日曜日のドラマは必ず見ていますし、香川照之さんの演技が好きでしたし、最後はどのようにまとめられるのかと楽しんで見ていました。
最終回には、小樽が登場しました。
海上保安庁小樽支部がある小樽地方合同庁舎です。
第三埠頭にあるビルですが、周りに何もなくポツンと建っていました。本当にそうなんです。ポツンと建っているんです。
海上保安庁の第一管区は北海道になりますが、第一管区海上保安の本部が小樽にあるのです。田所博士(香川照之さん)は、最後は小樽で観測していたようですが、映像は建物だけでした。
それから、天海さんたちが関東から軍用機で飛び立ったのは、航空自衛隊の入間基地でした。知っているところが出てくるとなぜか心がざわつきます。
私って単純ですね。
12月は師走と言いますが、最近、師走という言葉を聞かない気がします。
以前は、12月になると師走という言葉をよく耳にして、先生も走る多忙な月ということで忙しくなることを表現していました。
確かに、12月は、仕事では12月閉め、1月スタートの仕事を持っていたため、まとめとスタートの準備でバタバタしていましたし、年賀状の作成、大掃除、暮れとお正月のための買い物とか、いつもと違うことがいろいろ加わり忙しい月になっていました。
でも、今は仕事をしていませんし、大掃除も無理してまとめてしなくてもいいですし、
毎日時間がたくさんあるはずなのですが、なぜかパソコンに集中できていません。
12月は多忙という意識が私の身体にしみついているでしょうか。
何か落ち着かず、あっというまに一日が過ぎてしまい、気が付くと12月もあと数日です。
最近、小樽市の様子が気になります。
よく見るホームページは、「おたるぽーたる」と「小樽ジャーナル」です。
小樽の雪景色はどうなったかなと今日も思うのでした。