11月の私この頃です—秋の気配と皆既月食、そして空を見上げて雲を見ています

ごきげんよう

街の景色が、緑色から赤色や黄色に変わっています。
もみじが色づき、イチョウが黄色に変化してきて、巷の木々も紅葉を感じる季節になりました。
周りにはけやきの木が多いのですが、落ち葉がすごいです。
でも、秋を感じる落ち葉がいっぱいの道路を歩くのが好きです。

私は、四季の中で秋が大好きです。
北海道の秋は、嵐の前の静けさを感じます。
これから始まる厳しい冬の前の季節で少し暗さがあります。
埼玉県の秋は、寒い冬になる前の季節ですが、明るい秋です。
この時期の気温の違いと見える景色の違いからそう感じるのかもしれません。

11月3日は、入間航空祭でした。
昨年は、コロナで中止でしたが、今年は事前申し込みによる人数制限ありの開催となりました。
また、開催時間は午前8時から午後の1時までで、展示飛行も9時~11時までと縮小されていました。
私は、会場まで足を運んだこともありますが、今は、家の側で空を見上げています。
今年、開催されると知ってから、ブルーインパルスの飛行が見られると思って楽しみにしていたのですが、なんと、その飛行はありませんでした。
ないと分かったのが開催数日前でしたので、とてもがっかりしました。
しかたがないので、他の展示飛行を見ようと思ったのですが、私の中の盛り上がりはもうなくなっていました。

会場に行って、航空機の実際の大きさを感じたり、離発着の豪快さを見ると感動もあるのかもしれませんが、今回飛行するという輸送機などは日常的に空を飛んでいるものらしく、感動もなく、2種類ほど見ただけで終わってしまいました。

ニュースによると、限定の来場者は2万7000人。隊員たちとの交流、音楽演奏会、警察犬訓練もあり、規模は縮小されていますが、会場はそれなりに盛り上がったようです。

11月8日、今月の満月は、地球の影に隠れる皆既月食でした。
お天気もよく、月の出から月食終了までしっかり見ることができ、天体ショウを満喫しました。
また、今回は、天王星食も重なり大盛り上がりでした。
天王星食は、肉眼では確認できませんでしたが、夜のニュースで見せてもらいました。
月に小さな天王星が隠れ、右側から再度出てくるところも、はっきりと見えました。
どれだけ立派な望遠鏡があると見られるのかなと思いました。

惑星食としては、前回、土星が隠れたのが442年前だそうです。そして今回は、天王星食。
次回は、322年後に土星食が見られるそうです。

16:32 月の出。空はまだ明るく白い月が顔を出しました。
17:02 大きな丸い薄黄色の月になり、空が暗くなるにつれて月はどんどん黄色くなっていきます。
18:09 月の左下から欠けはじめます。
19:16 月食スタートです。月が赤みをおびています。
19:59 月食最大。月が赤銅色になります。
20:03 この時間に満月です。
20:41 天王星が月に隠れます。 ← 肉眼では分かりませんでした。
20:42 月食終了です。
21:22 天王星が月から出てきます。

朝散歩の時に空を見上げることの多い今日この頃。
雲が見たくて見上げていますが、11月は快晴が多く、雲を見る日が少なかったです。
お昼近くになると雲が現れる日もあるのですが、朝早くは、雲がいないのです。
それでも雲が発生している時は、今日の雲はどんな雲かなと観察します。
高いところに、厚みを感じないスッー、スッーとした雲を見ます。
低めのところには、モヤモヤ、モクモクした厚みを感じる雲を見ます。
高いところにある雲と、低めのところにある雲は、見た目にもはっきりと違いがあります。

「雲の本」によると、
高い空でなめらかなスジッぽいかたちをしている雲はだいたい氷でできていて、
モクモクしている雲はだいたい水のつぶでできていて、
氷の雲と水の雲は見分けられるそうです。
今度から、雲を見る時は、形だけでなく、
水の雲かな、氷の雲かな、ということも思いながら見ようと思ったのでした。

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