小樽からあじさいのリースが送られてきました

ごきげんよう

小樽の実家より“リース”が送られてきました。
今年、いっぱい咲いたあじさいをドライフラワーにし、それでリースを作成したとのこと。
赤いのはナナカマドです。
兄のお嫁さんS子さんはこんなものを作ってしまう人なんです。
私にはできません。ただただ凄いです。

それから、ダンボールの中にいっしょに入っていたのは、お酒のおつまみとおやつがいろいろでした。 うれしかったのでいくつか紹介します。

1.「カズチー」「ホタチー」
テレビで紹介されているものです。
始め聞いた時は、「へーっ。食べてみたいわ。今度見かけたら買おう」。
そう思ってから結構立ってしまったつい最近、再びテレビで紹介されたのです。
その時は、カルディで売っているとのことでしたので、さっそく行ってみたのですが売っていませんでした。テレビでもすぐ品切れするのでないことの方が多いと言っていましたが、“確かに”でした。
その「カズチー」を送ってくれたのです。うれしい。
さっそく食べました。
チーズとくんせい数の子のツブツブ、お酒のおつまみにぴったりの感じです。
ホタテの方もくんせいホタテになっていました。
でも、一袋に7個しか入っていませんし、一枚が薄いです。
ちょっと寂しいと思うのですが、結構味が濃いのでパクパク食べるものではなく、少しずつかじりながらワインを飲むと最高かなと思いました。
加工者は北海道留萌市の井原水産株式会社なのですが、加工所が小樽市の銭函でびっくりしました。Amazonには、「北海道 小樽 おつまみ かずちー」と表示されていました。
ネットで購入しようとは思わなかったので、地元で作っているものとは知りませんでした。

2.「田舎炊き」
だんな様が好きなものです。
一夜干しのニシンに昆布、竹の子、山菜を加えて独自の醤油調味料でじっくり炊いたもので、小樽かね丁鍛治の商品です。
最初に食べたのがいつか忘れてしまいましたが、だんな様がとても気に入ってくれたのです。小樽駅のおみやげ屋さんに売っていますが、デパートで行われる北海道物産展でも売っていますので、所沢西武百貨店の北海道物産展ではよく買いに行きました。
ネットでいつでも購入できますが、買える時に買う、小樽から送ってもらう、そうして食べる楽しみがいいんですよね。

3.「ベビーカステラ」
私が好きだと言ったのでまた送ってくれました。
[東京ケーキではないけれど]

4.「ベコ餅」
ベコ餅は、誰でも知っているものかと思っていましたが、だんな様は知らないとのこと。
調べてみると全国で食べているものではなく、北海道民に昔から親しまれてきたもののようです。
端午の節句の時に食べていて、毎年、3月の桜餅が終わると、つぎはベコ餅と柏餅の季節でした。
北海道で独自に進化して、独特の木の葉型になったと言われている説があるとのこと。
上新粉で作ったお餅で、黒色は黒砂糖です。
送られてきたものは、うるち米粉が原材料になっていました。
だんな様はあまり好きではないらしいので、独り占めです。
(写真はパックに入った状態です)

5.「山親爺」
千秋庵さんのおせんべいです。
母が好きだったおせんべいです。実家の近くにあった小樽の千秋庵がなくなってからは、札幌に買い物に行った時に、札幌駅の近くにあった札幌千秋庵に行って買っていました。
現在、小樽駅前のビル中やウイングベイに札幌千秋庵が出店されていて小樽でも買えます。

山親爺という名前は、昔から北海道の山野を我が物顔で歩いていた熊の愛称です。
昭和5年から発売している山親爺は厳選したバターとミルクを使用した洋風煎餅です。
バターの風味や卵の香りが豊か。
ぱりっとして口溶けがよく、食べ心地のいい、札幌千秋庵のロングセラー商品です。
スキー板を履いた熊が鮭を背負う姿がレリーフになっています。
(商品説明からの引用)

余談ですが、
千秋庵というと、のれん分けをして札幌、小樽、旭川、帯広、函館と5か所あったと思うのですが、帯広の千秋庵は、現在の六花亭です。
帯広千秋庵の和菓子が有名になり、札幌に出店することになった時、帯広千秋庵としては出せないとのことで、六花亭製菓と改称してお店を出しました。始めは、札幌市内の中央区ではなく、円山という南区での出店でした。
札幌のおばさんがお茶の先生をしていて、帯広千秋庵からお茶菓子を取り寄せていました。その関係もありましたし、小樽からおばさんの家に行く途中に六花亭円山店がありましたので、よく六花亭のお菓子を買いに行っていました。
札幌の百貨店にも出店し、千歳空港にも小樽運河通りにも出店し、どんどん大きくなって、現在は、札幌駅のすぐ側に六花亭札幌本店ビルが建ちました。

6.「ゆべし餅」
小樽新倉屋さんのお菓子なのですが、これはこれでおいしいものなのですが、新倉屋さんというと花園だんごを思い出します。こしあん、白あん、うぐいすあんのだんごと、ゴマだんご、しょうゆだんごがあります。よく、2本ずつ全種類を買っていました。
あんはさっぱりした甘さで、お餅はモチモチでやわらかく、おいしくて一度に2本は食べていました。
10本~12本買うと箱に入れてくれるのですが、ゴマだんごのゴマだけ小さなビニール袋に入ったものがおまけについてきました。父はこのごま(砂糖入り)をごはんにかけて食べるのが大好きでした。懐かしい思い出です。

*.その他いろいろ  説明省略

昔を思い出しながら、ひとつずつ順番に味わっています。
小樽にも北海道にも自慢できる和菓子や洋菓子があるなあと思いつつ、
12月、幸せを感じるひと時をありがとうと思ったのでした。

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