方言 北海道弁 「目がいずい」が通じなかった

ごきげんよう。

小樽から所沢に移住し、川越の研究所で働いていた時のこと。

昼食は、食堂がありましたのでそこで食事をしていました。
職場は違っていても同じ時間に食事をするメンバーがいて、いつもいっしょに食事をし、食後は、休憩時間が終わるまでおしゃべりをしていました。

ある時、私は、朝から目が乾いた感じがして、気になってしょうがありませんでした。もともとドライアイもありましたが、職場の乾燥が影響していたのかもしれません。

で、おしゃべりをしていた時に、

「私、今日は目がいずくて、困ってるのよ。乾燥しているからかしらね」

私がそう言うと、「そうなの」と言ってくれた人もいたのですが、「???」となっているような、なにか空気感が変で、私もみんなも固まった感じになって、、、。
ひとりが「今、何て言ったのですか? い・ず・い?って言いました?」
と言ったのです。

その時、始めて知ったのですが、『いずい』という言葉が通じませんでした。
北海道弁なんだ。
もう、びっくりでした。

目がいずい → 目に違和感がある、状態が良くない

『いずい』を使用しないで、「目に違和感がある」とか「目の状態がよくない」と言っても、私にはピンとこない表現で、目にごみが入った状態とも若干違いますし、やはり、その時の状態を表現するのにぴったりな言葉が『目がいずい』であって、『いずい』は使いたい北海道弁なのです。

ですが、通じなかったのです。がっくりです。
この時から、使わないように気をつけたのは言うまでもありません。

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