11月になると住まいの周りでも紅葉している木々を見るようになりました。
プラタナスの大きな葉が黄色くなっていて、緑と黄色の混ざりあいが素敵です。
月末には、黄色から茶色に変わり、緑と黄色と茶色の3色になりました。
プラタナスの葉って、大きいですよね。手の平より大きいものあります。
ハナミズキの葉は紅色になっていました。
イチョウの葉は、テレビでは東京のイチョウが黄色に変化した映像が流れていましたが、所沢はまだ緑色で、少し黄色になりかけているといった感じです。これから黄金色になるのが楽しみです。
先月も書きましたが、ほんと、季節を感じるっていいですね、ありがとう。
特に秋が大好きです。
我が家の「もみじ葉ゼラニウム」は、この時期の環境がぴったりなのか、葉がくっきりともみじになっています。
2021年の今頃、わが家にやって来た「もみじ葉ゼラニウム」。続「もみじ葉ゼニウム」
一年中新しい葉が出てきて、赤い花を咲かせています。
ほっておくと葉でいっぱいになってしまうので、時々葉の剪定をします。
剪定係はだんな様です。私は観ているだけの人。
11月3日は、「入間航空祭」でした。
今年は、ブルーインパルスが登場しました。
2020年と2021年は新型コロナウイルスのため「航空祭」は中止、2022年は縮小しての開催でブルーインパルスの登場はありませんでした。
昨年は、他の基地の航空祭と時期が重なったということで年明けの1月20日に延期されました。
ところが、1月に能登半島地震が発生し、災害派遣活動を最優先にするとのことで「航空祭」は中止になりました。
ブルーインパルスの飛行は、2019年以来なのです。
ですが、、、、。
前日まで、スケジュールをチェックして外に出て空を見ていようと思っていたのに、当日は少し空気が冷たく、風もあり、30~40分も外で空を見ているのはつらい。
となりまして、戦隊を組んで飛んでいるところをちらっと見ただけで満足し、家に入りました。
ブルーインパルスへの興味は、今年で卒業かなと思ったのでした。
詩人の谷川俊太郎さんがなくなりました。
以前に書いたのですが、
私にとっての谷川さんは、詩人の谷川さんというより、小樽絵本センターの文化セミナーで講師をされていた谷川さんです。
セミナー後の懇親会ではお話もいたしました。
もう20年前のことです。
声が大きく、よく通る声で、ハキハキとしゃべり、リーダーシップをとるような方でした。
実際、第二回文化セミナーでは、出席された講師の方々の対談コーナーがあるのですが、その時にコーディネーターをされていました。
もっと、もっと、活躍してくださると思っていました。
とても、とても、残念です。
私が書いた谷川俊太郎さんの記事を読み直し、本棚にある谷川さんの本を手に取りました。
ご冥福をお祈りいたします。
今月の一枚。
「影」です。
最近観た映画「PERFECT DAYS」の中で「影」が意味ありげに表現されていました。
因みに「PERFECT DAYS」は、役所広司さんが公衆トイレの清掃員として働く映画で、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した映画です。
「影」は生活していると身近にあるものですし、子どもの頃は影と遊んだ記憶もあるのですが、今は全く意識していません。
外を歩いている時だけでなく、家の中にいても「影」は存在しています。
でも、存在感はありません。
映画以外に思い出す「影」は、
私の好きな本「あしながおじさん」に出てくる「影」です。
「あしながおじさん」は主人公ジュディが孤児院を出た後、大学に行く資金援助をしてくれた理事の方です。その理事の方が帰ろうとした時に、車のライトでできた長い足と手の影を見て、それで「あしながおじさん」と呼ぶことにしたのです。
なぞなぞにもありますね。
「どれだけうごいても ずっとついてくるもの な~んだ?」
こたえは「かげ」です。
それから、小樽絵本センターで学んだ「ゲド戦記」の中に登場する「影」です。
この「影」は人間の無意識の中にある「影」になります。
「影」と呼ばれる概念があり、自分自身について認めがたい部分や側面を表すものとされていますが、私はよく理解していません。
「ゲド戦記」はいずれゆっくりじっくり読みなおし、「影」について理解をしたいと思っているのですが、まだできていません。なかなか重たい物語です。
普段は意識しない「影」も、意識させられると不思議なものですし、おもしろいさがあります。