CMソングに吉田拓郎さんの「人間なんて」

ごきげんよう

テレビをつけていたら、懐かしいメロディーが耳に入ってきました。
吉田拓郎さんの「人間なんて」です。
えっ、と思ってテレビを見るとCMでした。
同時に「何か変? 違和感が、何で女性の声」
CMソングとしてカバーされたようですが、女性がサラッと歌っていて、この曲のイメージとは全然違っていました。
私のイメージとしては、全身のエネルギーを歌を通して爆発させて燃やしつくす。
そんなエネルギッシュな心を感じる歌なのです。

ですが、CMでは、全くインパクトがなく、かぼそい女性の声で薄っぺらに歌っているだけでした。さすがの私もイライラしてしまいました。
曲をカバーするなら、その曲のイメージは保ってほしいと思いました。

CMは、totoのシステムキッチンのCMです。

拓郎さんの歌は、曲名がわからなくても、曲の雰囲気で拓郎さんの曲とわかります。それくらい特徴があり、大好きな曲調なんです。有名なのは、「結婚しようよ」ですね。

吉田拓郎さんの「人間なんて」は、 1971年11月にリリースされたもので、ライブでは長時間演奏されていた曲です。

1971年に開催された「第3回全日本フォークジャンボリー」では、吉田拓郎さんの音響機材が壊れるトラブルが発生しましたが、そんなトラブルをものともせず延々と肉声で歌い、観客が大熱狂したことは伝説になっています。

また、1975年つま恋、1979年篠島で行われたオールナイトコンサートのラストナンバーでもあります。

私は、吉田拓郎さんのレコードを持っていました。
LP盤のレコードの片面が「人間なんて」一曲のみ歌われていたという記憶があるのですが、本当かどうか、、、確かではありません。
「人間なんて」というアルバムではなく、別のライブ・アルバムだったのかもしれませんが、ただ、ただ、圧倒されてすごいと思って聞いていました。

TotoのCMは時々耳にしますが、そのたびに「人間なんて」はこうじゃないんだよ、と思いながらも、懐かしい気持ちにさせてくれてありがとうと思うのでした。

最近は、別の曲の「たどり着いたらいつも雨降り」がテレビから聞こえてきて、「拓郎さんだ」っと思いました。
これは、カゴメの畑うまれのやさしいミルクのCMなのですが、世田谷ピンポンズさんという方が歌っていて、拓郎さんが歌っているものではありませんでした。

それから、菅田将暉さんと小松菜奈さんが結婚発表した後の、菅田さんのオールナイトニッポンで、エンディングに拓郎さんの「人生を語らず」を流したという記事を読んだことも思いだしました。

拓郎さんについて触れることが多い今日この頃です。

タイトルとURLをコピーしました