12月の私この頃です— 小樽銘菓を懐かしく、美味しく食べました。そして、ユニクロの進化に拍手です。

ごきげんよう

小樽の実家からお菓子が送られてきました。
北海道名物のお菓子、小樽名物のお菓子がいろいろです。
私の好きな「ベビーカステラ」もありました。
ビール好きの私には、「北海道限定 サッポロ クラシック」も入っていました。

おもしろいものとしては、
北海道限定の亀田の「柿の種」。
「ジンギスカンのたれ風味 柿の種」「スープカレー風味 柿の種」

ビールのおつまみにとすぐに「ジンギスカンのたれ風味 柿の種」を食べてみました。
不思議な味がしました。
肉の味? ニンニクの味? という感じでしたので、原材料を確認したところ、ポークエキスパウダーが入っていました。
ジンギスカンのたれって、こんな味だったかしら?
私が使っていたのは、ベルのジンギスカンのたれですが、何か少し違います。
この「柿の種」は、あまり好きな味ではありませんでした。
おかわりはいらないと思いました。

「スープカレー風味 柿の種」は、カレー味が香ばしくおいしかったです。

ビールのつまみはもう一つ、JAふらのの「とろけるバター味 農協チップス ふらのッち」というものもありました。濃厚なバター味のポテトチップで美味しかったです。

懐かしいお菓子もありました。

懐かしいお菓子その①は、 あまとうの「マロンコロン」です。

サブレを3枚重ねしているクッキーです。重ねた側面はチョコレートでコーティングされています。
サブレはほどよい甘さでおいしいです。
定番としては、アーモンド、チーズ、カカオ、ウォナッツの4種類あります。
名前がマロンですが、栗は入っていません。
栗のようにころころしていることから命名されたらしいです。
小樽にいた頃はよく買っていました。
そのころの味と同じで、懐かしく、おいしくいただきました。

<あまとうについて>   <ホームページより>
昭和4年に小樽で産声をあげたあまとうは、
小樽の町に育まれながら、変わらぬご愛願のもと美味しさの歴史を刻んでまいりました。
ふわっと広がる夢のような食感の洋菓子、チョコレート。文化の香りが漂う和洋折衷の絶妙な味わい。
くつろぎのティータイムを更に豊かにする逸品の数々。
老舗の味をぜひご賞味くださいませ。

懐かしいお菓子その②は、「ビタミンカステーラ」です。

「ビタミンカステーラ」は、私が小さい時からありましたので、歴史あるお菓子ですが、なぜ今も販売されているのか不思議です。
なぜかと言いますと、
甘さはほどよくおいしいのですが、パサパサ感が半端ありません。
何か飲みながらでないと喉つまりしそうです。
地味で素朴すぎて、人気の理由はどこにあるのでしょうね。

<ビタミンカステーラについて>  <ホームページより>
旭川人、いや北海道人であれば一度は食べたことがあるのではと思われるのが、大正6年に旭川で創業した高橋製菓の銘菓「ビタミンカステーラ」。「当時は日本も参戦した第1次世界大戦が終結したころで、食べ物が不足し、栄養失調になる子どもも多かったといいます。そんな中で、安くて、栄養価値が高いものとして考えられたのが、この商品だと聞いています」と話すのは、秋元忠雄社長です。

創業当時の写真を見ると、店舗の屋根には「長崎カステーラ 製造廉価 販売高橋商店」と書かれた大きな看板が取り付けられています。初代の高橋樫夫氏は、四国の出身。長崎でカステラ作りの修行をした後、本州などで和菓子、餅の修行を続け、旭川にたどり着いたといいます。この地で創業した時は、一般的なカステラのほか、クラッカーなども製造。店頭販売のみで、営業を続けていました。

そしてビタミンカステーラが登場するのは大正10年。現在の商品と味は似ていたものの、包装は紙で、いまとイメージは違います。現在の形になったのは、昭和30年代の前半。本格的なカステラは、卵も砂糖もたっぷりと使用し、重量感がある高価な食べ物でした。

しかし、「安くて、栄養価が高いこと」を目標に製造がスタートしたビタミンカステーラ。小麦粉の量を増やす一方で、卵も砂糖も減らしたため水分が少なくなり、日持ちがするよう改良されています。学校給食用に使われていたビタミンB1とB2を入れたのが最大の特徴です。

昭和33年、北海道では戦前・戦後を通じて最大規模といわれる博覧会が札幌で開かれました。その時、菓子館に「長崎カステーラ」を出品したところ、名誉金牌賞を受賞。続いて、昭和36年に名古屋で開かれた第15回全国菓子博覧会ではビタミンカステーラで総裁賞に輝き、高橋製菓の「カステーラ」は、不動の地位を得ることになります。

使用する小麦は、オーストラリア産とアメリカ産の2種。卵は道内産、砂糖は国産で対応しています。蜂蜜は中国産ですが、これは値段を考慮してとのこと。「3年ほど前に、10円値上げしました。でも、消費税込みで1本97円。高額な国産蜂蜜を使わないのは、この安い値段を維持するためなんです」と語るのは2代目社長(高橋治夫)の娘で、社長の妻の秋元民枝専務。子どもの頃から、カステーラを買い付ける問屋が数多く出入りしているのを見ていました。

専務によれば「農家の出面(日雇い労働者)さんたちのおやつにもよく使われたと聞いています。このため、田植えや稲刈りなどの農繁期には、ビタミンカステーラを買い求める人たちであふれ、出来上がるのを待ってトラックで持ってゆく人が多かった」と言います。また、「工場もフル稼働で、従業員は寝ないでカステーラを作っていたそうです。出来上がった製品は、隣の倉庫を借りて一時保管していましたが、それでもすぐに倉庫は空っぽになっていました」とも振り返ります。

現在の製品の形になり、生産が本格化してすでに60年以上が経過しました。「味を変えたいと思うこともありますが、昔の味と同じにすることを心掛けています」と語るのは秋元社長。カステーラを食べた人から「久しぶりにビタミンカステーラを食べたが、昔懐かしい味がしたので送ってほしいという電話が来るんです。また、自分が子どものころに食べて美味しかったので、子どもたちにも食べさせたいという人もいます。やはり、同じ味を保つことがロングセラー商品の宿命かもしれないですね」とも話します。

カステーラの生地は、温度や湿度で微妙に変化します。1年を通じて、同じ食感で同じ味の商品を作ることは至難の業です。18歳で入社し、50年以上にわたりカステーラを焼き続けてきたベテラン職人高橋幸治さんは定年後も、社員の教育係として技の伝授に日々余念がありません。
高橋製菓 株式会社 (北海道 旭川市)

懐かしいお菓子その③は、あられみどり屋のかきもちです。

小樽に住んでいた若い頃は、父のお気に入りのかきもちを買いによく行っていました。
あまとうと同じアーケード街の中にあり、間口の狭いお店でした。
ホームページにも書いてありますが、お店の中は両側に棚があり、そこにおかしが入った缶が並んでいました。缶の大きさは、現在のものより少し小さい、30cmか40cm幅の四角い缶でした。
現在は、元の場所から少し離れた場所に移転したようですが、昔ながらのスタイルは健在とのことです。
今回、送られてきたのは、ハート型の可愛らしいあられで、ビールのおつまみとして美味しくいただきました。

<あられみどり屋について> <ホームページより>
あられみどり屋は、小樽唯一のせんべい・あられ専門店として、
創業以来70年以上、地元の皆様にご愛顧いただいております。
北海道産の素材を活かした手焼きせんべいをはじめ、
厳選した米菓などを豊富に取り揃えております。
こだわりの味を是非お召し上がりください。
厳選した美味しいあられ・おかきを種類豊富にご用意しております。
缶から取り出す、昔ながらのスタイルで陳列しています。
JR小樽駅より徒歩7分の場所にございます。小樽へお越しの際はお気軽にご来店ください。

テレビの話になりますが、日曜日午後10時からの「日曜日の初耳学」でユニクロの商品企画担当部長さんの炬口佳乃子(たけのくちかのこ)さんが紹介されていました。

私が普段着として着用しているのは、Tシャツ、パンツ、インナーなど、ほとんどがユニクロなので、炬口さんってどういう人なのかと興味を持って観たのですが、その方がヒートテックやエアリズムなどをブレイクさせた仕掛け人と知り、大変驚きました。

ユニクロの商品は、機能的で着心地が良く、安い価格なのに素材や縫製はしっかりしていて、いつの間にか私の体は上から下までユニクロ製品になっていました。

炬口佳乃子さんが生み出したヒット商品は、
・ヒートテック
・エアリズム
・マスク
・ブラトップ
・吸水ショーツ
・ラウンドミニショルダーバック
とのこと。
テレビでは、さらに進化させた内容について語られました。

私にとってヒートテックは、寒い時期には手放せない必需品です。
重ねるとより暖かいです。
進化させた内容は、タグがなくなりました。
襟元と左脇下のところと両方ともです。
生地に直接プリントされるようになりました。
凄いアイデア、凄い発想だと思います。
つい最近購入したインナーがそうなっていたので、これはいいと思いました。

エアイズムは、夏の必需品です。
運動して汗をかくような場合は、寒い季節にも着ることがあります。
汗で気持ち悪いと思うことがなくなりました。
気持ち悪い感覚を忘れてしまったくらいです。
こちらもタグがなくなりました。

マスクは、初期のマスクは好きでした。
ブルーやグレーをだんな様のために購入していました。
でも、紐で調整するタイプに変わってからは購入していません。

ブラトップは、最高のアイデア商品だと思います。
ホック付のブラジャーをつけなくてもいいのです。
一枚で、ブラジャーとシャツの役割を持っているのです。
健診の時のレントゲン撮影もブラトップのままでいいので、上に着ているブラウスを脱ぐだけでよく、着替えのストレスがなくなりました。
また、色も豊富でいろいろあり楽しめます。
これは、見せる下着にしたからだと説明してくれました。
CMで綾瀬はるかさんが暑いからと着ていたものを脱いでブラトップになるのです。
本来は下着なのですが、今や見せてもよい下着になったのです。
色を豊富にして、見せる下着にしたことが進化した内容です。

インナーだけでなく、Tシャツ類にしても、色が豊富で楽しんで着ています。

商品開発のために炬口さんが大切にしていることがあるそうです。
・常識を疑う
・自分で決めない (お客様の声は大切)
・成功体験をリセット
ひらめきではなく、コツコツ、実直にヒット商品を生み出しているようです。

ユニクロ商品が大好きです。
気に入った商品は、色違いで購入しています。
何を着ようかと悩まなくなったことにも感謝です。
ユニクロ製品の進化に拍手です。
ユニクロの企業努力に拍手です。


我が家のセントポーリアが咲いています。
リビングは観葉植物が多く緑色ばかりなので、小さなお花ですが咲くと華やかです。

今月の一枚。

大好きなイチョウも葉がすっかり落ちてしまいました。
暗く寂しくなりがちな季節を明るく爽やかにしてくれるイチョウです。
また来年も明るくしてくださいませ。

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